取引所の違い│仮想通貨を購入するなら日本国内?海外?

仮想通貨取引をするには仮想通貨取引所を利用することが一般的になります。
日本だけではなく海外にも取引所はたくさん存在しています。
日本では買えない銘柄も取り扱っている海外の仮想通貨取引所はたしかに魅力的に見えてくるでしょう。

しかし、日本と海外の取引所にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。
利用する前にそれぞれの違いを把握しておく必要があるでしょう。

そこで今回は、日本と海外の仮想通貨取引所のメリットについて解説していきます。

これから取引所を利用する、海外の取引所にも興味がある人は是非参考にしてみてください。

日本の仮想通貨取引所を使うメリットって?

本当に様々な仮想通貨取引所が日本に存在しています。
しかし海外の取引所と比べるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

まずはメリットとして考えられる点を3つに分けて説明していきます。

メリット1 海外よりも信頼できる

2019年1月時点では金融庁への登録が日本で仮想通貨取引所を運営するために必須になっています。
そのため、ユーザーにとっては一定のルールに則って運営されているということ自体、安心材料になってきます。

ただ一方で、海外の取引所では日本のルールが該当することはありません。
そのような点で海外の取引所へ対するユーザーからの信頼は厚くはありません。
利用するには事前に信用できる取引所かどうか調査する必要があります。

メリット2 表記が日本語のため分かりやすい

当然のことですが日本の取引所は日本語で表示されています。
ですので投資をはじめてする人でもとっつきやすいこと、パッと見て分かりやすいということがメリットになると考えられます。

もし仮想通貨取引に慣れていない人であったとしても情報を理解できます。
そのため初心者が利用する場合でもハードルは低いです。

また「仮想通貨取引所」には一般的に「販売所」と「取引所」という2種類の機能があります。

販売所と取引所について

簡単に説明すると販売所は仮想通貨交換業者と直接売買する機能のことをさします。
いわば取引所は売買におけるマッチングの機能を持っています。

取引所機能、販売所機能にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

販売所機能を利用した取引は取引所機能と比べると比較的すぐに取引が成立する場合が多いと言われております。
そういった点からも初心者が利用しやすいのは販売所と言われています。

メリット3 補償制度を設けている取引所もある

不正な出金に伴う被害について補償制度を用意している取引所もあります。

国内で例を挙げるとbitFlyer(ビットフライヤー)は補償制度が用意されています。
預かり資産の合計が100万円(円換算)を超えている。なおかつ二段階認証を登録している人であれば条件は達成されます。
該当する人には日本円が不正に出金された時に限り、上限金額500万円の補償が適用されるようになっています。

上記以外の人でも二段階認証を登録さえ行っていれば、上限金額10万円の補償として適用されます。

海外の仮想通貨取引所を使うメリットって?

国内の仮想通貨取引所のメリットをご説明させていただきましたが、一方で海外の仮想通貨取引所には日本にはない魅力があります。

メリット1 仮想通貨の取引量が圧倒的に多い

日本の仮想通貨交換業者はCoinMarketCapsで取引量による仮想通貨取引所ランキングによれば、10位以内にランクインすることは今までにありませんでした。
仮想通貨の取引量は圧倒的に海外の方が多いというのは49位になって、日本のbitbank(ビットバンク)がランクインすることからもわかります。

仮想通貨の取引量は日々変動しています。そのため今後国内の取引量が大きく増える可能性はあります。
しかし現時点では国内は少なく、海外の取引所の取引量が多いと言えるでしょう。

仮想通貨の取引量が多いということは、それだけ取引をしたいと思うユーザーがたくさんいるということです。
そのため希望する金額での取引が成立する可能性が日本より高くなります。

メリット2 扱っている銘柄が日本より多い

海外では日本とは比べものにならないほどたくさんの銘柄を取り扱っています。
簡単に以下のように例を挙げて見ます。

・Bittrex(ビットレックス)では約200種類以上の取り扱い 
・BINANCE(バイナンス)では約120種類以上の取り扱い
  
そのため、海外の方があまり知名度のない銘柄を購入したいときには、購入しやすいと言えるでしょう。

メリット3 アルトコインの取引手数料が安い

日本でも無料のところがいくつかありますがアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の取引手数料が比較的やすいと言われています。

例えば海外では以下のようになっています。
・Bittrex(ビットレックス)…0.25%
・BINANCE(バイナンス)…0.1%

一方で、国内の取引所の手数料は以下のような設定になっています。
・Bit Trade(ビットトレード)…0.2~0.7%
・フィスコ仮想通貨取引所…0~0.3%

アルトコインを取引所タイプで売買しやすいことは、取り扱っている銘柄も多いためメリットとして考えることができます。

取引量の多さや多くの銘柄を狙うなら海外!

海外の仮想通貨取引所の大きなメリットとしては知名度の低い銘柄を買えること。
そして取引量の多さが上がってくるでしょう。

日本にはない大きな魅力とも言えますが、表記が英語になっているので英語力が必要です。
日本円として入手ができないことを合わせて理解して取引する必要があります。

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